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設立趣旨

競技種目を超えてトップアスリートが集まりました。

バレーボール全日本男子代表、アテネ・北京オリンピックバレーボール全日本女子チーム監督の柳本晶一、北京オリンピック陸上競技男子 400mリレー銅メダルの朝原宣治らが声をかけ、柔道の野村忠宏、テコンドーの岡本依子、シンクロの巽樹理、卓球の平野早矢香の各選手、またシンクロナイズドスイミングの奥野史子ら、その主旨に賛同するアスリートが約30名集まりました。

はじめたわけ

私たちは、思いを共有するトップアスリートが自主的につながり、自らの成長の過程で得た「本物の感動」を、次世代を担う子どもたちに伝え、人として「生きる力」を育てていく社会的ムーブメントを興すため、自発的に構成されたネットワークです。
トップアスリートが有する3つのG(自)、つまり「自信、自律、自立」をキーワードに、「トップアスリート自身が直接的に関与し、企画、運営する」という方針を共有しています。

ロゴに込められた想い

ロゴに込められた想い


ロゴの中心に位置する三角形は、アスリートの A を図形化し、同心円上の 3 点を結ぶことにより構成され、頂点へ向かって進んでいきます。そこにはアスリートネットワークの活動により様々な人々が繋がることで、グローバルで力強いネットワークを構築し、更なる高みを目指していこうという強い意思が込められています。

また、三角形を 5 段階に分けたデザインは、マズローの欲求段階説における自己実現欲求を象っており、スポーツを通じて「自己実現に向かって絶えず成長すること」を表現しています。

周りを取り巻く月桂樹はアスリートの勝利と栄光、そして誇りの証です。

色は生命の象徴であり、健康を増進するとも言われるエメラルドグリーンを基調としています。









アスリートネットワークのメンバー

令和2年度 専任理事
柳本 晶一

理事長柳本 晶一

バレーボール

バレーボール全日本男子代表
アテネ・北京オリンピック バレーボール全日本女子チーム監督
一般社団法人日本アスリート会議 議長 ・ 理事長
大阪市教 委員会事務局 顧問
尼崎市教 委員会事務局 顧問
公益財団法人ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会 副会長

朝原 宣治

副理事長朝原 宣治

陸上/短距離

北京オリンピック男子陸上4×100mリレー 銀メダリスト
オリンピック4大会連続出場
世界陸上6回出場
陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB」 主宰



奥野 史子

副理事長奥野 史子

アーティスティック スイミング

バルセロナオリンピック ソロ・デュエット銅メダリスト
スポーツコメンテーター
京都市教育委員
びわこ成蹊スポーツ大学客員教授
京都市文化芸術都市創生審議会委員

根木 慎志

副理事長根木 慎志

車椅子バスケットボール

シドニーパラリンピック 男子車椅子
バスケットボール日本代表キャプテン
1998年世界選手権 出場
日本パラリンピック委員会 運営委員
日本パラリンピアンズ協会 副会長

巽 樹理

副理事長巽 樹理

アーティスティック スイミング

シドニ-オリンピック チーム銀メダリスト
アテネオリンピック チーム銀メダリスト
2001年~2004年シンクロ日本代表チームキャプテン
大阪市教育委員 追手門学院大学准教授
公益財団法人ワールドマスターズゲームズ
2021関西組織委員会 理事

浅越しのぶ

理事浅越しのぶ

テニス

アテネオリンピック 女子ダブルスベスト4
カナディアン・オープン 女子ダブルス優勝
全米オープン 女子シングルスベスト8
WTAツアー自己最高ランキング
シングルス21位・ダブルス13位

荒川大輔

理事荒川大輔

陸上/走幅跳

2007・2009年 世界陸上2回連続出場
2007・2009・2012年 日本選手権優勝
自己ベスト 8m09cm(日本歴代9位)
陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB」コーチ

松下 浩二

理事松下 浩二

卓球

アトランタオリンピック 男子シングルスベスト16・男子ダブルスベスト8
1997年世界選手権 男子ダブルス銅メダリスト
2000年世界選手権 男子団体銅メダリスト
オリンピック4大会連続出場
日本初のプロ卓球選手
一般社団法人Tリーグ チェアマン

森島 寛晃

理事森島 寛晃

サッカー

1998年フランスW杯出場
2002年日韓W杯出場 1ゴール
J1リーグ(セレッソ大阪)318試合出場 94ゴール
日本代表 64試合出場 12ゴール
セレッソ大阪 代表取締役社長

山本 篤

理事山本 篤

陸上/走幅跳

北京パラリンピック 男子走幅跳 銀メダリスト
リオパラリンピック 男子走幅跳 銀メダリスト
男子陸上4×100mリレー 銅メダリスト
2013年・2015年世界選手権 男子走幅跳金メダリスト
平昌パラリンピック出場

【 監 事 】

矢野嚴

(税理士法人K’oncordia 代表社員)


【アドバイザー】

間野義之

(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)

藤本淳也

(大阪体育大学教授)

桜井誠一

(一般社団法人日本障がい者水泳連盟理事)

田中雅人

(大阪ガス株式会社統括支配人(阪奈和地区担当))







事業計画

やりたいこと

私たちがやりたいこと・・・・・
子どもたちの生きる力、将来の日本の希望を育む

・現役トップアスリートの支援を行うとともに引退後のキャリア環境を整えること

・自らの経験、感動を社会に伝え、夢を与えること

・スポーツの持つさまざまなコンテンツを共有し理解すること

・影響力のあるトップアスリートたちが正しい情報を発信すること

・社会的規範に則り「人々から永遠にあこがれる存在」となるよう努力すること

このようなことを通じてスポーツの価値を向上させ、スポーツで日本を元気にさせる源としていきます。






入会案内

賛助会員(個人・団体)加入のお願い

一般社団法人アスリートネットワーク
理事長 柳本晶一

オリンピックや世界選手権など世界の舞台で戦ってきたトップアスリートらが、種目間を越えて自らの意思で集い、スポーツ教室など様々な活動を通して、自らの成長の過程で得た「本物の感動」を伝えることにより次世代を担う子どもたちに夢と希望を与えることを理念としてアスリートネットワークを設立いたします。

「学級崩壊」「いじめ」「体力低下」「学力低下」「ニート」など子どもたちの社会問題が増加傾向にあります。原因は一概には言えませんが、夜更かしする子、朝食を食べない子、ゲームやインターネット・携帯電話に熱中する子、外遊びができない子、コミュニケーションをとるのが下手な子など日頃の生活習慣が影響しているケースが多いと考えられます。スポーツの世界においてもイチロー選手や石川遼くんなど世界で活躍する選手も多く出てきましたが、スポーツを行っている子どもたちと行っていない子どもたちの二極化が明確になってきております。ただし、このような環境を作ったのは大人でありその責任は大きいと思います。

ここに集うトップアスリートたちは、皆がすばらしい経験、実績がありますが、もう一度原点に戻り三つのG(自)「自信、自律、自立」を心に刻みスポーツの持つ魅力を子どもたちに発信し、健全で元気な子どもたちの育成を図りたいと考えます。

そこで、こうした活動を組織的、継続的に行っていくためには、幅広い分野の個人、団体の自発的な参画を得て進めていくことが不可欠であると考えます。 当初は、実施可能な範囲の事業からスタートすることになりますが、是非ともご賛同いただきご支援いただけますようよろしくお願い申し上げます。

  • お申込み方法については、お手数おかけしますがアスリートネットワーク事務局までお問合せ下さい。
  • TEL:06-6292-5016 FAX:06-6292-5017 E-mail:info@athlete-network.jp






アクセス

グーグルマップ



住 所

〒530-0012 大阪市北区芝田2丁目3-19 東洋ビル本館431号

TEL・FAX

TEL06-6292-5016 FAX06-6292-5017






憲章・定款

アスリートネットワーク憲章

  • 1思いを共有するトップアスリートたちが自主的につながり、自らの成長の過程で得た「本物の感動」を、次世代を担う子どもたちに伝え、人として「生きる力」を育てていく社会的ムーブメントを大きなインパクトで興す。アスリートネットワークは、この実現を願い、自発的に構成されたトップアスリート達のネットワークである。
  • 2現役トップアスリートの支援を行うとともに引退後のキャリア環境を整えるため、アスリートネットワークは、あらゆる活動を自発的に、且つ共同して行う。
  • 3アスリートネットワークは、スポーツの持つさまざまなコンテンツを共有し理解すること。そして影響力のあるトップアスリートたちが正しい情報を発信することでスポーツの価値をアップさせる。このことが、スポーツで日本を元気にさせる源と考える。
  • 4アスリートネットワークに自発的に参加するメンバーは、あくまで自身の活動を優先するが、連携可能な場合は積極的に参加する。そして、アスリートネットワークの理念達成に賛同するすべての人を分け隔てなく、心をつなぎ協力し合う。
  • 5アスリートネットワークに自発的に参加するメンバーは、原点に戻り、社会的規範に則り「人々から永遠にあこがれる存在」となるよう努力しなければならない。
  • 6アスリートネットワークは、前記のとおりトップアスリートが自発的に活動に参加する。
    この理念に反する活動全般は認めない。
    よって以下の定款を設け、本会への参加者の合意のもと活動を推進する。



一般社団法人 アスリートネットワーク定款

第1章 総則

(名称)
第1条 当法人は、一般社団法人アスリートネットワークと称する。

(主たる事務所)
第2条 当法人は主たる事務所を大阪市北区に置く。
  2 当法人は、理事会の決議により従たる事務所を必要な場所に設置することがで
きる。
(目的)
第3条 当法人は、アスリートを通じた社会貢献活動を行い、子供たちの健全な育成や健康維持増進、地域のアイデンティティの確立を目指し、アスリートがあらゆる人々に勇気と希望を与え、活力のある日本社会の構築に寄与することを目的とし、その目的に資するため次の事業を行う。

  1. アスリートを通じた社会貢献活動事業
  2. アスリート支援事業
  3. スポーツ教室及びイベント並びに大会の開催事業
  4. アスリート情報の発信事業
  5. アスリートNPO組織の連携促進事業
  6. スポーツに関する調査・研究事業
  7. アスリートに関する広告・出版事業
  8. スポーツに関する商品の販売事業
  9. アスリートに関する古物品の売買事業
  10. 子どもの健全育成や災害復興に関する基金事業
  11. 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

(公告)
第4条 当法人の公告は、電子公告により行なう。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告をすることができない場合は、官報に掲載する方法により行なう。

第2章 会員

(種別)
第5条 当法人の会員は、次の3種とする。なお、正会員をもって、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下、一般法人法という。)上の社員とする。

  1. 正会員  当法人の目的に賛同し入会した個人。

②賛助会員 当法人の事業を賛助するために入会した個人又は団体。
③特別会員 この団体から依頼した海外のアスリート個人。

(入会)
第6条 正会員になろうとする者は、入会申込書を当法人に提出し、社員総会の承認を得なければならない。
2 賛助会員になろうとする者は、入会申込書を当法人に提出し、理事長の承認を得なければならない。

 

(経費の負担)
第7条 会員は、当法人の目的を達成するため、それに必要な経費を支払う義務を負う。
2 会員は社員総会において別に定める入会金及び会費を納入しなければならない。

(会員の資格喪失)
第8条 会員が次の各号の一に該当する場合には、その資格を喪失する。

  1. 退会したとき。
  2. 成年被後見人または被保佐人になったとき。
  3. 死亡し、若しくは失踪宣告を受け、または解散したとき。
  4. 定期に会費を納入せず、当法人による会費の納入に関する督促が2回に達したとき。
  5. 除名されたとき。
  6. 総正会員の同意があったとき。
  7. 当法人が管理を受託している知的財産または技術(文書図画等および電磁的方法によって指示されるもの、機械器具類を含む)を、寄託者または原権利者、当法人の承諾なくして他の者に再実施させたとき。

(退会)
第9条 会員はいつでも退会することができる。

(除名)
第10条 会員が次の各号のいずれかに該当するときは、社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席した総正会員の議決権の3分の2以上の多数による決議により、これを除名することができる。この場合、その会員に対し、社員総会の1週間前までに除名の理由を付して通知し、議決の前に弁明の機会を与えなければならない。
①当法人の定款または規則に違反したとき。
②当法人の名誉を毀損し、又は当法人の目的に反する行為をし、会員としての義務に違反したとき。
2 前項により除名が決議されたときは、その会員に対し、通知するものとする。

(会員の資格喪失に伴う権利及び義務)
第11条 会員が前3条の規定によりその資格を喪失したときは、当法人に対する権利を失い、義務を免れる。正会員については、一般法人法上の社員としての地位を失う。ただし、未履行の義務に関してはこれを免れることはできない。

(会費、その他拠出金品の不返還)
第12条 当法人は会員がその資格を喪失しても、会員が既に納入した会費その他の拠出金品は、返還しない。
(会員名簿)
第13条 当法人は、会員の氏名または名称及び住所を記載した会員名簿を作成する。

第3章 社員総会

(社員総会)
第14条 当法人の社員総会は、定時社員総会及び臨時社員総会の2種とする。

(構成)
第15条 社員総会は、正会員をもって構成する。
2 社員総会における議決権は、正会員1名につき1個とする。

(権限)
第16条 社員総会は、一般法人法及びこの定款に別に規定するもののほか、当法人の運営に関する重要な事項を決議する。
2 前項にかかわらず、個々の社員総会においては、当該社員総会について第17条第2項第2号又は第18条第3項所定の書面に記載した目的及び審議事項以外の事項は、決議することはできない。

(開催)
第17条 定時社員総会は、毎年1回、毎事業年度終了後3か月以内に開催する。
2 臨時社員総会は、次に掲げる場合に開催する。
①理事会が必要と認めたとき。
②総社員の議決権の10分の1以上の議決権を有する正会員から会議の目的たる事項を記載した書面又は電磁的方法により開催の請求があったとき。
3 開催地は、主たる事務所の所在地又は理事会の決議により決定された場所において開催する。

(招集)
第18条 社員総会の招集は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会がこれを決定し、理事長が招集する。
 2 理事長は、前条第2項第2号の場合には、請求の日から6週間以内に臨時社員総会を招集しなければならない。
3 社員総会を招集するには、会議の目的たる事項及びその内容、日時並びに場所を示して、開会の日の1週間前までに書面又は電磁的方法をもって通知しなければならない。

(定足数)
第19条 社員総会は総正会員の議決権の過半数を有する正会員の出席がなければ開催することができない。

(決議)
第20条 社員総会の決議は、一般法人法第49条第2項に規定する事項及びこの定款に別に規定するものを除き、総正会員の議決権の過半数を有する社員が出席し、出席した正会員の議決権の過半数をもって決する。
2 前項の規定にかかわらず、次に揚げる決議は、社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席した総正会員の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行わなければならない。

  1. 会員の除名
  2. 監事及び会計監査人の解任
  3. 定款の変更
  4. 事業の全部又は一部の譲渡
  5. 解散及び継続
  6. 合併契約の承認

(議決権の代理・書面による行使等)
第21条 やむを得ない理由のために会議に出席できない正会員は、あらかじめ通知された事項について、書面又は電磁的方法をもって議決権を行使し、又は他の正会員を代理人として議決権の行使を委任することができる。
2 理事又は正会員が、社員総会の目的である事項について提案した場合において、その提案につき正会員の全員が書面又は電磁的方法により同意の意思表示をしたときは、その提案を可決する旨の社員総会の決議があったものとみなす。

(報告の省略)
第22条 理事が正会員全員に対し、社員総会に報告すべき事項について通知した場合において、その事項を社員総会に報告することを要しないことについて、正会員の全員が書面又は電磁的方法により同意の意思表示をした場合は、その事項の社員総会への報告があったものとみなす。

(議事録)
第23条 社員総会の議事については、次の事項その他法令で定める事項を記載した議事録を作成しなければならない。

  1. 社員総会の日時及び場所
  2. 正会員の現在数
  3. 会議に出席した正会員の数(書面表決者及び電磁的方法表決者、表決委任者を含む)
  4. 審議事項及び議決事項
  5. 議事の経過の要領及びその結果並びに発言者の発言の要旨
  6. 議事録署名人の選任に関する事項

2 議事録には、議長及び出席した理事並びに正会員のうちからその会議において選出された議事録署名人2名以上が署名又は電子署名もしくは記名押印をしなければならない。

第4章 役員

(役員の設置等)
第24条 当法人に次の役員を置く。
   理事3名以上20名以内
監事1名以上3名以内
2 理事のうち1名を理事長とし、当法人の代表理事とする。
3 理事のうち複数名を副理事長とすることができる。

(選任等)
第25条 理事及び監事は社員総会において、総正会員の議決権の過半数を有する正会員が出席し、その出席した正会員の議決権の過半数の決議によって選任する。
2 理事長、副理事長は理事会の決議により理事の中から定める。
3 監事は、当法人又はその子法人の理事若しくは使用人を兼ねることができない。
4 理事のうち、理事のいずれかの1名とその配偶者又は3親等内の親族その他特別の関係にある者の合計数は、理事総数の3分の1を超えてはならない。監事についても、同様とする。
5 他の同一の団体(公益法人を除く)の理事又は使用人である者その他これに準ずる相互に密接な関係にある者である理事の合計数は、理事の総数の3分の1を超えてはならない。監事についても、同様とする。

(理事の職務権限)
第26条 理事長は、当法人を代表し、その業務を執行する。
2 副理事長は、理事長を補佐する。
3 理事は、理事会を構成し、業務の執行を決定する。
4 理事長、副理事長は、毎事業年度毎に4か月を超える間隔で2回以上、自己の職務の執行の状況を理事会に報告しなければならない。

(監事の職務権限)
第27条 監事は、法令で定めるところにより、次に掲げる職務を行う。

  1. 理事の職務の執行を監査し監査報告を作成すること。
  2. 当法人の業務及び財産の状況を調査すること。
  3. 理事会に出席し、必要があると認めるときは意見を述べること。
  4. 理事が不正行為を行い、もしくは当該行為を行うおそれがあると認めるときは、遅滞なくその旨を理事会に報告すること。
  5. 前号の場合において必要であると認めるときは、理事長に対し理事会の招集を請求すること。その場合、請求の日から5日以内に、その請求の日から2週間以内に理事会を開催する旨の通知が発せられない場合は、直接理事会を招集すること。
  6. 理事が社員総会に提出しようとする議案や書類その他法務省令で定めるものを調査し、法令もしくは定款に違反し、又は著しく不当な事項があると認めるときは、その調査結果を社員総会に報告すること。
  7. 理事が当法人の目的の範囲外の行為その他法令若しくは定款に違反する行為をし、又はこれらの行為をするおそれがある場合において、その行為によって著しい損害が生ずるおそれがあるときは、その理事に対し、その行為をやめることを請求すること。
  8. その他監事に認められた法令上の権限を行使すること。

(任期)
第28条 理事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関
する定時社員総会の終結の時までとし、再任を妨げない。
2 監事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時社員総会の終結の時までとし、再任を妨げない。
3 補欠又は増員により選任された理事の任期は、前任者又は他の在任理事の任期の満了する時までとする。
4 補欠により選任された監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとする。
5 役員は、第24条に定める定数を欠くに至るときは、辞任又は任期の満了後においても、新たに選任された者が就任するまでは、なお役員としての権利義務を有する。

(解任)
第29条 役員は、役員としてふさわしくない行為があったときは、社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席した総正会員の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって解任することができる。
 

(報酬等)
第30条 理事及び監事の報酬等は、社員総会において別に定める報酬等の支給の基準に
従って算定した額を、社員総会の決議を経て、報酬、賞与その他職務執行の対価として当法人から受ける財産上の利益(以下。「報酬等」という。)として支給することができる。
 
(取引の制限)
第31条 理事が次に掲げる取引をしようとする場合は、理事会においてその取引に
ついて重要な事実を開示し、その承認を受けなければならない。

  1. 自己又は第三者のためにする当法人の事業の部類に属する取引。
  2. 自己又は第三者のためにする当法人との取引。
  3. 当法人がその理事の債務を保証することその他理事以外の者との間における当法人とその理事との利益が相反する取引。

2 上記取引を行った理事は、その取引後、遅滞なく、その取引についての重要な事実を理事会に報告しなければならない。

(責任の一部免除等)
第32条 当法人は、一般法人法第111条第1項に規定する損害賠償責任について、
役員が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合において、責任の原因となった事実の内容、その役員の職務執行の状況その他の事情を勘案し、特に必要と認めるときは、賠償責任額から法令に定める最低責任限度額を控除して得た額を限度とし、理事会の決議によって免除することができる。
2 当法人は、外部役員との間で、一般法人法第111条第1項に定める賠償責任について、法令に定める要件に該当する場合には、賠償責任を限定する契約を締結することができる。ただし、その契約に基づく賠償責任の限度額は、金50万円以上で、当法人があらかじめ定めた額と法令の定める最低責任限度額とのいずれか高い額とする。

第5章 理事会

(構成)
第33条 当法人に理事会を置く。
 2 理事会は、全ての理事をもって構成する。

(権限)
第34条 理事会は、この定款に別に定めるもののほか、次の職務を行う。

  1. 社員総会の日時、場所、及び社員総会の目的事項の決定
  2. 規則の制定、廃止及び変更に関する事項
  3. 前各号に定めるもののほか当法人の業務執行の決定
  4. 理事の職務の執行の監督
  5. 理事長及び副理事長の選定及び解職

2 理事会は次に掲げる事項その他の重要な業務執行の決定を理事に委任することはできない。

  1. 重要な財産の処分及び譲受け。
  2. 多額の借財。
  3. 重要な使用人の選任及び解任。
  4. 従たる事務所その他の重要な組織の設置、変更及び廃止。
  5. 理事の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他当法人の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備。
  6. 第32条第1項の責任の一部免除及び同条第2項の責任限定契約の締結。

(種類及び開催)
第35条 理事会は通常理事会及び臨時理事会の2種とする。
 2 通常理事会は、4か月に1回、毎年計3回開催する。
 3 臨時理事会は、次に掲げる場合に開催する。
①理事長が必要と認めたとき。
②理事長以外の理事から、会議の目的たる事項を記載した書面又は電磁的方法により理事長に招集の請求があったとき。
③監事が必要と認めて理事長に招集の請求があったとき。
④前2号の請求があった日から5日以内にその請求があった日から2週間以内の日を理事会の日とする旨の理事会招集の通知が発せられない場合において、請求した理事又は監事が招集したとき。

(招集)
第36条 前条第3項第4号の場合を除き、理事会は理事長が招集する。
 2 理事長は前条第3項第2号及び第3号に該当する場合は、その日から2週間以内に理事会を招集しなければならない。
3 理事会を招集するときは、理事会の日の1週間前までに、各理事及び監事に対して書面又は電磁的方法において、その通知をしなければならない。
4 前項の規定にかかわらず、理事及び監事の全員の同意があるときは、理事会は招集の手続を経ることなく開催することができる。

(議長)
第37条 理事会の議長は、理事長がこれに当たる。理事長に事故があるときは、あ
らかじめ定めた順序により他の理事がこれに当たる。

(定足数)
第38条 理事会は、議決に加わることのできる理事の過半数の出席がなければ開会
することができない。
 
(決議)
第39条 理事会の決議は、この定款に別段の定めがあるもののほか、議決に加わる
ことのできる理事の過半数が出席し、出席理事の過半数をもって決する。

(決議の省略)
第40条 理事又は監事が理事会の決議の目的である事項について提案した場合において、その提案につき議決に加わることができる理事全員が書面又は電磁的方法により同意の意思表示をした場合は、その提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなす。ただし、監事がその提案について異議を述べたときは、この限りではない。

(報告の省略)
第41条 理事又は監事が理事及び監事の全員に対し、理事会に報告すべき事項を通知した場合においては、その事項を理事会に報告することを要しない。ただし、一般法人法第91条第2項の規定による報告については、この限りでない。

(議事録)
第42条 理事会の議事については、法務省令の定めるところにより議事録を作成し、
出席した理事及び監事はこれに署名又は電子署名もしくは記名押印しなければならない。

第6章 特別職

(種別及び定数)
第43条 この団体に特別職を置くことができる。
 (1) 特別顧問、定数を定めない。
(2) アドバイザー、定数を定めない。
 
(選任等)
第44条 特別職は理事会で推挙され、理事長が選任する。

(職務)
第45条 特別職の職務は次に定める通りとする。
 (1) 特別顧問は、理事長の求めに応じて適宜この団体の運営に関する助言を行う。
(2) アドバイザーは、理事長の求めに応じて適宜、運営実務に関する専門的な助言を行い、また、この団体の運営に協力する。
                 
第7章 基金

(基金の拠出)
第46条 当法人は、基金の拠出を会員又はその他の第三者に求めることができる。
(基金の募集)
第47条 基金の募集及び割当、払込み等の手続に関しては、理事会の決議により別
に定める「基金取扱規程」によるものとする。

(基金拠出者の権利)
第48条 基金拠出者は、前条に規定する「基金取扱規程」に定める日までその返還
を請求することができない。

(基金の返還の手続)
第49条 基金は、定時社員総会の決議に基づき、一般法人法第141条第2項に規
定する限度額の範囲内において返還するものとする。

(代替基金積立)
第50条 基金の返還を行うために、返還される基金に相当する金額を代替基金とし
て積み立てるものとし、この代替基金の取崩しは行わないものとする。
              
第8章 財産及び会計

(財産の構成)
第51条 当法人の財産は、次に掲げるものをもって構成する。

  1. 財産目録に記載された財産
  2. 会費
  3. 寄附金品
  4. 事業に伴う収入
  5. 資産から生ずる収入
  6. その他の収入

(資産の管理)
第52条 当法人の資産は、理事長が管理し、その方法は理事長が理事会の決議を経
て定める。

(経費の支弁)
第53条 当法人の経費は、資産をもって支弁する。
 
(事業年度)
第54条 当法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
 
(事業計画及び収支予算)
第55条 当法人の事業計画書及び収支予算書については、毎事業年度開始日の前日
までに理事長が作成し、理事会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も同様とする。
2 前項の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、理事長は、理事会の決議を経て、予算成立の日まで前年度の予算に準じ収入を得又は支出することができる。
3 前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。

(事業報告及び決算)
第56条 当法人の事業報告及び決算については、毎事業年度終了後、理事長が次の
書類を作成し、監事の監査を受けた上で、理事会の承認を経て、定時社員総会に報告しなければならない。

  1. 事業報告書
  2. 事業報告書の附属明細書
  3. 貸借対照表
  4. 損益計算書
  5. 貸借対照表及び損益計算書の附属明細書

(長期借入金)
第57条 当法人が資金の借入れをしようとするときは、その事業年度の収入をもっ
て償還する短期借入金を除き社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席した総正会員の議決権の3分の2以上の多数による決議を得なければならない。
2 当法人が重要な財産の処分又は譲受けを行う場合も前項と同じである。

(会計原則)
第58条 当法人の会計は、一般に公正妥当と認められる法人の会計の慣行に従うほ
か、一般に公正妥当と認められる公益法人の会計基準その他の公益法人の会計慣行をしん酌しなければならない。

(剰余金の処分制限)
第59条 当法人は、会員その他の者に対し剰余金の分配をすることはできない。
2 会員その他の者に対する剰余金の分配をする社員総会の決議は無効とする。

(残余財産の帰属)
第60条 当法人が解散等により清算するときに残存する財産は、社員総会の決議を経て、
当法人と類似の事業を目的とする他の公益社団法人又は公益財団法人に贈与するものとする。
          
第9章 定款の変更、合併、事業の譲渡及び解散

(定款の変更)
第61条 この定款は、社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席
した総正会員の議決権の3分の2以上の多数による決議を得なければ変更することができない。

(合併等)
第62条 当法人は、社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席し
た総正会員の議決権の3分の2以上の多数による決議により、他の一般法人法上の法人との合併、事業の全部又は一部を譲渡することができる。

(解散)
第63条 当法人は、一般法人法第148条(同条第3号の事由を除く)の事由によ
るほか、社員総会において総正会員の過半数以上が出席し、その出席した総正会員の議決権の3分の2以上の多数による決議により解散することができる。
                 
第10章 事務局

(事務局)
第64条 当法人の事務を処理するために、当法人に事務局を置く。
2 事務局には、事務局長その他の職員を置く。
3 事務局長その他の職員は、理事長が理事会の承認を得て任免する。
4 事務局長その他の職員の事務分掌、給与等については、理事長が理事会の決議を経て別に定める。

(書類及び帳簿の備置き)
第65条 主たる事務所には、次に掲げる書類及び帳簿を常に備え置かなければなら
 ない。

  1. 定款
  2. 会員名簿及び会員の異動に関する書類
  3. 社員総会で議決権代理行使をした場合の委任状
  4. 社員総会で書面による議決権の行使をした場合の議決権行使書
  5. 社員総会の議事録(又は電磁的記録)
  6. 書面決議等の同意書
  7. 理事会の決議を省略した場合の同意書(又は電磁的記録)
  8. 理事会の議事録(又は電磁的記録)
  9. 会計帳簿
  10. 計算書類又は附属明細書
  11. 監査報告書
  12. その他法令で定める書類及び帳簿


第11章 情報公開

(情報公開)
第66条 当法人は、公正かつ開かれた活動を推進するために、その活動状況及び運
営内容、財産資料等の情報を積極的に公開するものとする。
2 情報公開に関する必要な事項については、理事会の決議により、別に定めるものとする。

 

 

平成26年6月5日

以上は当法人の現行定款に相違ない。

   一般社団法人アスリートネットワーク

     代表理事  柳 本 晶 一